第224回
戦国時代のトップ企業
成長していける業種の中でも
各企業がトップを狙って事業展開をしています。
また他の企業もトップ企業に追いつき追い越そうとしています。
ですから企業が成長していくスピードでも競争になります。
2003年の決算発表でも各業界の
トップ企業、トップ候補企業のなかで
配当金でも無償株でも高い企業が出てきました。
港湾機械製造のトップ企業で中国本土B株企業の
振華港口機械(コード:900947)が配当、0.2元と10割無償。
不動産大手の中国万科(コード:200002)が
配当、0.05元と5割無償。
コンテナ製造トップ企業の国際コンテナ(コード:200039)が
配当、0.38元と6割無償。
自動車製造大手の
駿威汽車(デンウエイ モータース、コード:0203)が
配当、0.14香港ドル(特別配当0.08香港ドル)と10割無償。
電力大手の華能国際電力 (コード:0902)が
配当、0.5元と10割無償。
小売大手の上海友誼集団(コード:900923)が
配当、0.1元と3割無償。
港湾サービス大手のシンセン赤湾港航(コード:200022)が
配当、0.496元と3割無償。
これらが各業種の中で配当と無償株を発行しています。
電力は電力需要を満たしていません。
港湾サービスは貿易が伸びていくにしたがって成長できます。
小売は国民の所得向上とともに伸びていきます。
自動車製造も国民所得向上とともに伸びます。
つまり伸びていける業界です。
最近の2004年四半期情報からの業績です。
・華能国際電力(コード:0902)が発電量が前年同期比21.04%増
・華電国際電力(コード:1071)の発電量が31.1%増
・万科企業(コード:200002)の純利益予想が前年同期比150%増
・上海振華港口機械(コード:900947)の
純利益は前年同期比112.01%増
と順調な業績を上げています。
中国企業ではトップ企業、大手企業でも大きく伸びれます。
また業界では投資で本命銘柄に入る企業でもあります。
本命銘柄に投資することも
資産を造っていける投資方法の一つです。
ただし成長できる業種に限りますが。
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