イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第101回
投資できる国、できない国 【1】
・暑い国

もともと冷蔵庫があるということは食料品など、
物を保存しておかないといけないときに使うものです。
日本は食料自給率が四割をきっていますから
いくら食材が豊富にあっても
海外からの輸入品に頼っています。
食料品の値段がそれなりにしますから
毎日買いに行くということはできません。
その食料品を保存しておくものが必要になります。
逆に食料の貧しい国だからこそ冷蔵庫が必要になります。
最近は暑い国でも都市部では
多くの家庭が冷蔵庫をもつようになりましたので
この状況もかなり変わってきてはいますが、
基本は変わっていないように思えます。

では暑い国の人が働いていないかというと
そんなことはなく涼しい朝早くから働いています。
ですがこのような国は比較的にGNPの低い国が多いですから、
安価な労働力を求め
海外からの企業が工場などを建てて進出してきています。
ですからそのような国々も少しずつ豊かなってはきています。
しかしこのような国は工業化で豊かになっていく他にも
方法があると思います。
特に寒い国の人にとっては
常夏の国は行ってみたい魅力のある国です。
ですからそのような国は観光でも魅力があります。
ですから国によっては技術力だけの発展ではなく
その国にあった発展の仕方ができます。

観光で成功しているのはアメリカのハワイの例があげられます。
暑い国はそれなりの、
寒い国にもそれなりの経済発展の仕方があると思います。
常夏の国に行ってすごしたい、と思うときには
朝は涼しく、日中は暑いが湿気が少なくすごしやすい所が
一番となってくるでしょう。
ですから国が発展していく上でも
その国の平均気温も関係してきます。
このように大雑把に見ると
観光でも魅力のある国と
工業で発展していく国とに分けることもできます。
特に寒暖の差がある国の方が工業国として発展しやすいようです。
日本もそうですが、アメリカ、そして中国もその仲間に入ります。
特に今後中国は
工業化がいちじるしく発展していくことが考えられます。
そのような国の方が経済発展が早いですから
投資でも魅力がある国の仲間入りに入ります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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