イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第39回
配当金ねらいの投資

分散投資の極意≪その1≫

手持ち資金が多くあり、なるべくリスクを減らし
冒険をしないで銀行預金以上の利回りになるように投資したい、
そんなときに有効なのが大型企業に投資し、
配当金をねらうという手もあります。
購入銘柄候補としては大型企業及び中型企業でも
大きな成長企業が候補になります。

購入銘柄候補(2003年7月第5週目より算出)

上場市場 コード 企業名 株価
(おおよそ)
配当利回り
(2002年)
香港 0857 中国石油
(ペトロチャイナ )
2香港ドル 5.4%
  0386 中国石油化工
(シノペック)
1.9香港ドル 3.8%
  0902 華能国際電力 9香港ドル 3.4%
  0991 北京大唐発電 3.7香港ドル 3.0%
  0576 浙江高速道路 3.4香港ドル 3.6%
  1138 中海発展 2.9香港ドル 3.3%
深センB 200539 広東電力 4.5香港ドル 5.0%

特に基幹産業、インフラ、電力会社などが候補にのぼります。
投資資金が1億円ある投資家なら
年に3.5%の配当金を出す企業に投資したなら
年間の配当金が350万円(税込み)にもなります。
2億円なら700万円ですから日本の平均年収を超えてしまいます。
ここでは配当金ねらいでも
投資効果が大きい事を分かりやすくするために
1億円の例を出しましたが、
実際は100万円でも三万五千円の配当金となります。
10万円でも三千五百円の配当金となりますので
配当金ねらいの投資効果は大きいのです。
将来各企業が成長していけば当然配当金も上がっていきますので
利回りも上がってきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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