イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第9回
株式投資に向く人、向かない人

株式投資の話になったとき
親の遺言で「株だけはやるな。全財産がなくなるぞ」などと
冗談まじりの話がでてくることがありますが
これもいちぶ真理をついています。
たとえば預金ですと現在銀行が倒産したとしても
元本が1000万円まで保証されていますから
この範囲内の預金高なら損をすることはありません。
ですからほとんどリスクはないといっていいでしょう。

株式投資の場合は思惑通りに運用できないと
投資した資金がマイナスになる可能性がありますから
リスクがあります。
もしこのような人達が株式投資を行ったとしたなら
株価の上下の変動にハラハラし、
仕事にもろくろく身が入らなくなってしまうでしょう。
ですからこのリスクを負いたくない人は
株式投資を敬遠するでしょうから
投資には向いていない人達と判断していいでしょう。
いくら金利が低かろうとゼロ金利であろうと
元本を目減りさせない手段としてと、
心の安定のためにも行うべきではありません。

しかしリスクはあっても大きなリターンを得たいと考えたなら
株式投資は有効です。
株式投資に向く人達というのは
リスクがあってもリスク以上のリターンを
追及できる人達のことです。
ここでは自分自身がどちらのタイプなのかと
投資するとしたらいったいいくらまでならいいのかを判断し、
投資期間はどれくらいまでいいのかを検討して見ましょう。
これを”株式投資ライフプラン”と言ってもいいと思います。
私の友人に一生涯のファイナンシャルプラン(人生設計)を
たてて実行している人がいますが
この人のプランは投資を含め実に見事ですので
参考になればと思い紹介します。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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