第5回
私の日本株投資の仕方 その1
投資対象の選び方
株式投資にはいろいろな方法があり、
同じ投資方法でも企業によっては
投資の結果が違ってくるでしょうから、
一概にどれが良い、悪い投資方法とはいえませんが、
私がサラリーマン時代に行っていた
日本株投資の方法は至極簡単です。
まず、一つ目の方法が、経済新聞の株式欄の中から
その日に最安値をつけた企業をチェックして、
なぜ最安値をつけたのかを検証していきます。
会社の業績が悪化して下げたのか、
その企業独自の株価の癖でチャート的に下げたのか、
季節要因で下げたのか、そのセクター(業種)全体が下げて
つられて下げたのか、信用取引の株数の増減により下げたのか、等
を見ていき、業績がよく、
現在底値で今後上げていくであろうと思える企業を
投資対象に選びます。
1日、最安値銘柄が10銘柄あったとして
1ヶ月24日間取引があれば、240銘柄が投資対象の企業となり、
その中から選び出すことになります。
手持ちの投資する金額は限られていますので、
1ヶ月投資できる企業はどんなに多くても
2〜3銘柄もできません。
ですから厳選した企業のみへの投資となります。
投資した企業の株価は下がったとしても限定的で、
待っていれば必ずあがりました。
中にはなかなかあがらない企業もありましたが、
そのような企業の株ほどある日突然に値上がりすることが多く、
利喰うチャンスが掴めました。
利益率は15%〜50%をメドにしており、
平均で25%〜30%の利益でした。
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