第19回
どうやって取引すればよいか
アジアの株式はどうやって投資したらよいのでしょう。
実は、まだ国内からの取引は充分な環境が整ってはおりません。
早く多くの国の株式を低額の手数料で取引できるように
なって欲しいものですが、現在は過渡期と考えられます。
デメリットは徐々に解消していくでしょう。
日本ではアジアの企業に関する情報は
中国・香港のほかはごく少なく、
取引を低額で扱う証券会社も限られています。
日本の証券会社が取り扱わないような小さな市場や
小さな会社こそ成長性があるとも思えます。
現時点では中国・香港は国内で複数社が取り扱っていますが、
それ以外の国の株式を扱っている証券会社は
アイザワ証券(http://www.aizawabtc.com/)以外は
ほとんど聞きません。(取引できる銘柄は限られています)
他には、古くからある
大手の証券会社では扱ってもらえるようです。
ただし1銘柄で最低投資額50万円以上とかの、
投資の条件があるところが多いようですが。
その外の奥の手では、
現地の証券会社に直接に口座を開いてしまう方法があります。
また、香港やシンガポールの証券会社から
アジアの各国へ投資するという方法もあります。
「そんな専門的なこと」「マニアでないとできない」
そう思われるかたが大多数に違いありません。
でも、取引の便利さや安さは国内とは比較にはなりません。
株式の情報は
各国の証券取引所のホームページや証券会社の画面から
どんどん取ることができます。
でも、現在のところ英語で書かれていますので
会社名やデータを見るには多少の慣れがいります。
しかし、この数年間で世の中はものすごく変わってきました。
これからも年々変わっていきます。
アジアの株式市場は相互上場の動きがあります。
日本人の国際投資家が増えれば、
数年後の各国の証券取引所のホームページには
日本語版が登場しているのかもしれません。
それくらいのスピードでアジア各国は変化しています。
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