第3359回
■『惜別亭』が一番好きさんからのＱ（質問）：モノを書く仕事に挑戦したい
（30代　男性）

先生のお蔭で自分に自信がついた結果、
どうにか独立自営の道を歩けるようになりました。
有難うございました。

現在、まっすぐ行こうか曲がろうか、
それともこのまま戻ろうか、と考えています。
と云うのも、実は、
モノを書く仕事に挑戦したいと思っているからです。

最近、原稿用紙とにらめっこをしていますが、
自分にその方面の才能があるのかどうか、
自分ではわからず五里霧中の状態です。
人には云えないような夢物語で恥ずかしいのですが、
ここが思案のしどころかなと思い、
今回、先生にご相談させていただきました。
何かアドバイスをいただければ、
これほど嬉しいことはありません。

先生の直筆色紙サインは私の宝物です。
いつまでもお元気でお過ごしください。

■ＱさんからのＡ（答え）

物を書くというのは、
自分が考えていることを
多くの人に知ってもらうことですから、
知らせるだけの値打のあることが自分の頭の中にあれば、
もちろん可能なことです。

但し、それを人に知らせるためには、
ジャーナリズムでうけないといけませんので、
そこのところがなかなか大変です。
先ず雑誌社の人に認められる必要があります。
知られるためには、今までの人が考えたことのない
ユニークさが発揮ないと、鼻もひっかけてくれません。
ですから、「常識の上塗り」は一切駄目です。

その自信があれば、懸賞募集もあることだし
一ぺん試したらどうですか。
可能性は１万分の１くらいと考えて下さい。