■QさんからのA(答え)
かつて、日本で輸出が盛んになり
外貨がどんどん貯まり、過剰流動性というのが起って、
結果的に不動産が値上がりした為にバブルになったのは
みなさんもご存知の通りです。
実はそれと同じことが中国でも
遠からず起るんじゃないかと
世界中から見られております。
日本の場合は土地が値上がりしましたけど、
中国の場合は土地は全部政府のものですから、
建物だけが値上がりしていることになります。
地方政府が先頭に立って
お金を持っていない人にお金を貸して
マンションを買わせていますから、
マンションが値下がりして、
その人たちがそのお金が払えないということになると、
不良債権ということになります。
日本の場合は、その不良債権が
銀行の倒産という形になったのに対して、
中国の銀行はほとんどが国営ですから、
政府がどういう対策をとるか
今のところ見当がつきません。
ただ、中国もそのことを警戒して色々対策を取りますから、
日本と同じ結果になるかどうかは何とも言えません。
従って、みなさんにできることは
そういうこととあまりかかわらないように
用心してかかることじゃないかと思います。
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