第3288回
■ハタノさんからのＱ（質問）：自分に驕らない方法
（30代　男性）

邱先生こんにちは

先日読売新聞の先生の記事を読んでおりまして、
とても驚いた部分がありました。

それは先生が台湾で大変な人気を博し、
蒋経国総統以上の人気で、
その為、身に危険が及ぶかもしれないと
忠告を受けたというくだりです。

これを読んで背筋が凍る思いが致しました。

日本では源義経、秦の時代では商鞅、
古代ギリシャではセネカと
様々な賢人、人気者が権力者に疎まれて殺されています。

先生はこうした先人の例を見て、
「帰化」や「選挙出馬」などを
ご決断なされてきたのでしょうか。
また、人気絶頂の中でも
自分を見失わない方法がございましたら、
ぜひご教授下さい。

■ＱさんからのＡ（答え）

歴史の勉強をしている人だったら、
今までに暗殺とか追放とかいくらでもありますから
ピンと来ることです。
私の場合はそういう目にあわされる所で育っておりますので
つい過剰反応してしまいます。
結果として今日まで生きてこられたんだ
ということになります。

でもこれからは賭けるほどの値打ちのある
余生ではありませんので、心配ご無用です。