中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3248回
■N.MさんからのQ(質問):将来有望な「銅」関連企業とは?

邱先生、毎日先生のご指導、
できる限り吸収したいと願いながら拝見しています。

銅に関して、先生の情報を拝見し、
また自身で調べても、
長期的に深刻な供給不足が生じることを理解し、
江西銅業を保有しています。

香港株式市場に上場している銅関係の企業は、
多数上げられるでしょうが、
(悦達砿業 中国バナジウム 中信ダーモン 亜太資源
中信資源控股 湖南有色金属 新シン鉱業 洛陽モリブデンなど)
それらの中で、この企業は国有企業の体質で
大きな飛躍が期待できないとか、
逆に将来性がある、または投資家に目を向けている等、
邱先生のご意見を教えていただけませんでしょうか。


■QさんからのA(答え)

今後、世界中のとりわけ新興国の人たちが
今より豊かになれば、うんと物を使いますから、
足りなくなるものはたくさんあります。
中でも、銅だとかレアアースとかいうものから、
水、さては食糧まで思いのほかたくさんあります。
その中で銅は、将来また掘るような技術が発展すれば、
問題が先延ばしになると思いますけれども、
さしあたり、毎年のように値段が高くなっていく
ということが起ると思います。

その場合に、株をやる人の癖として
そういう仕事をやっている会社は何軒あるかと
あなたの様にあちこちほじくります。
仮に100軒、200軒あるとしても
その中からどれにするか決めるんじゃなくて、
上から3軒の比較をすればいいんです。
相撲を見るのに横綱を見ないで幕下もみるんですか?

とりわけ投資の対象と考える時は
上から3軒までを頭に入れて
考えておれば間に合うんじゃないでしょうか。
そういうことはご自分で研究することなんです。





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2011年7月23日(土)

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