■QさんからのA(答え)
日本の経済が具合が悪くなれば
円安になるのが私たちの常識ですけど、
実際にはその逆のことも起っているわけです。
それを説明するのは経済のプロの人でもできないと思います。
例えば、大地震になったら
損害が一杯あるから円安になるのは常識であります。
しかし、円安になったら日本の再建のために
色んな材料を仕入れなけきゃいけないのが、
高く仕入れることになって
日本のためにならないということがあります。
ですから、その辺のことは実際に起っていることに
うまく合わせてやらないといけないということで、
我々はそういうのを見ながら
自分のやり方を決めなきゃいけないんですけど、
政府としては常識的に言えば、
円安になって輸出がうまく出来て、
事業をやっている人たちがちゃんと外貨を稼げる
というのがよろしいんです。
でも今現実に起っていることは
そんなに簡単じゃないですね。
ですから恐らくプロも予想はできないんじゃないかと思うんです。
そういうような意味で私なんかは
円高円安のどちらにかけるというよりも、
実際に自分がやっている仕事についていえば、
その時々に無理のない範囲内で
ちゃんと決済ができることに重点をおきます。
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