■QさんからのA(答え)
人件費が安くて通貨が弱いところの方がよろしいと言ったのは
そこに株式投資のチャンスがあるということではなくて、
そういうところで工業生産を始めれば
他所よりも安いものが出来て、
輸出も可能になるからチャンスがあるという意味です。
通貨が弱くて強くなる可能性もないところで仕事をしたって、
自分が潰れるだけのことです。
実際に経済の成長する土地に行って仕事をしてみないと、
私の言っている意味が分からないと思います。
今中国で仕事をやるというのは、
かつて日本で起ったのと同じことが中国でも起ると考えたからで、
1ドル360円から80円になるプロセスに
チャンスがあったんです。
それが80円になったところにチャンスがあるわけじゃありません。
そのどこにチャンスがあるかは、仕事にもよりますし、
実際にやって見ないと正確な答はでません。
|