■QさんからのA(答え)
皆の生活が豊かになったら
美術にも興味を持つようになるだろうと考えて、
もう40何年も前に「求美」という美術の雑誌を
10年ほどやったことがあります。
そのプロセスで無名の画家のスポンサーもやりました。
その後台湾でも美術雑誌も作りましたし、
台湾の画家たちが世間から認められるようになって
感謝されたことがあります。
大陸でも無名の芸術家の手伝いをしましたが、
最近は皆豊かになって、私の力を貸す必要もなくなりましたので、
美術の方面はしばらくお留守にしております。
最近はご承知の通り、かつて日本人が中国で買った中国の骨董品を
豊かになった中国の人たちが日本に来て、もしくはオークションで
ビックリするような値段で買っています。
そうした美術骨董品が行き来するプロセスで
それを商売にすることも当然あり得ますけど、
私の周囲の人たちを見ていると
美術でメシを食うのはなかなか難しいし、
ましてや国際的にやるとなると
相当辛抱強さが必要なんじゃないかと思います。
|