第3075回
■ガンジーさんからのＱ（質問）：人民石炭会社の発展性について

途絶えることなく、
毎日貴重な情報を提供して頂きありがとうございます。
今年も実務手帳を購入し、
早速に全人代の日取りを記入させて頂きました。

さて、Ｑ先生は銅に注目されていますが、
石炭にはご注目されていらっしゃらないのでしょうか？
見聞きするところによると、
中国の採炭年数はあと３５年だそうです。
これからの元高も踏まえ、
輸入業者である永暉焦煤（1733）を購入しました。
石炭会社の発展性について、ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

■ＱさんからのＡ（答え）

あなたは世の中を動かしている力がどういうもので、
そして何がどういう具合に使われているかについて
勉強していないと思います。

例えば石炭と銅を比べること自身がおかしな話で
銅と金とか、或いはレアアースと比べるというなら分かりますけど、
世界中石炭は山ほどあって
中国なんかは場所によっては
足で地面を蹴ったら全部石炭というところもあるんです。
その石炭を扱う仕事も無数にありますので、
あなたが目をつけた石炭の会社は物の数には入らないと思います。
そういうところに目が行くということは
物事の軽重というのを
ほとんど無視して生きていると見ていいんじゃないでしょうか。
経済の勉強をする時は、色々な事柄を
自分なりにバランスを考えて研究する必要があると思います。