中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3061回
■黄色いシャツ君さんからのQ(質問):紫金鉱業・江西銅業の安全管理体制

邱先生、時節柄ご自愛くださいますよう祈念しております。

2010年7月12日に紫金鉱業は福建省龍岩市で
銅山汚水を河川とダム湖に流出させる事故を起こし
売買停止になりました。
不測の事故とは言え、事故を起こす会社は
生産管理や品質管理に問題があると一般的に考えられています。
先生は紫金鉱業の成長力は失われ株価は下落するとお考えですか。
また江西銅業にも事故が起こる可能性は否定できませんが、
江西銅業の安全管理体制は紫金鉱業より優れているとお考えですか。


■QさんからのA(答え)

事故を起こす可能性があるかと私に聞かれても
私はそれに答えることができません。
どこの会社だって事故が起らないように一所懸命やっています。
でも偶発的に事故が起れば、
それは当然株価に影響を与えると思います。

ただ銅について言えば、
色んな資源の中で一番消費されるもので
やがて不足することが目に見えているものです。
ですから将来性のある業種の1つと考えています。
山に賭けるのは、昔から山師と言われていますから、
初めからそんな目にあわされることを覚悟して
おやりになる必要があります。


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2011年1月17日(月)

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