第3056回 ■ヨッシーさんからのQ(質問):国の政策としてどういう意図が?
いつも大変有意義に拝読させていただき、ありがとうございます。
建設銀行、中国銀行に対して、有償増資の権利の売却と言うことで、 わずかの入金がありました。 証券会社に問いただした所、日本の法律では 有償増資にたいしてはおうじることはできない、とのことです。 理由を知りたいのですが、法律で決まっているの一点張りです。 国の政策として、どういう意図があるのでしょうか。 本当のところを知りたいのです。
個人の資産が増えることは、 国としても決してマイナスにはならないと思うのですが。 やっと、辛抱強く保持していて、報われたのにと思うと 残念でくやしい気持ちです。 先生の益々のご健勝をいつもお祈りしております。
■QさんからのA(答え)
日本の法律では 日本人が外国の会社に投資をする場合は財務省の許可が必要で、 それが海外で株を買う場合に引っかかって、 増資に応じられないということが今も続いています。
本当は早くそんなものやめてしまえばいいんですけど、 一ぺん作った法律を直すには大変な手間がかかるし、 元々は大きな企業なんかの取引に対する規制が、 個人で外国株を買う場合にも適用されているんです。 こんなこと本当は 証券会社が先頭に立ってやるべきことだと思いますが。
2011年1月12日(水)
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