中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3032回
■takeさんからのQ(質問):中国の不動産株

Qさんの書籍を読むのが楽しみです。
失敗も成功も共鳴して楽しく拝読しております。

中国の不動産株に比重を置いて投資してきました。
家を持つ目標の人が経済も引っ張ってきたからです。
今後も引っ張ってゆくでしょう。
只、政府の不動産収得規制や融資規制をしなければならないほど
規制する必要があったのでしょうか。
余裕のある人が借家や転売目的でも
需要が無ければ飽和すると思います。
規制しすぎると逆に歪になると思うのです。
これからの不動産は頭を抑えられながら成長すると思います。
暫く不動産銘柄の株価は低迷すると思います。
今後、不動産銘柄を持つ注意をご指導願えないでしょうか。
不動産はどの様に変化成長するのでしょうか。


■QさんからのA(答え)

経済が発展するプロセスで、不動産は大きな役割を占めますので、
うまく唾を付ければチャンスはいくらでもあります。

と同時に、不動産には盲点も当然あります。
日本の国が経済発展していくプロセスで
大きな財産になったのは不動産ですけれども、
それを手がけた為にしくじって、財産を失った人も結構います。
同じことがこれからの中国でも必ず起ると見ています。
その場合損害を蒙るのは大抵、大きな借金を負っている場合です。
不動産を買うプロセスで早く財産を作ろうと思えば
借金をして買うことになるんですけど、いっぺんその味を覚えると、
借金から抜けきれないことが必ず起ります。
ですからくれぐれもよく注意して、
そういう場面に遭遇した時も共倒れにならないように
よくご自分で勉強して下さい。





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2010年12月19日(日)

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