第3017回
■SHさんからのＱ（質問）：最終的には…？

Ｑ先生は最終的にご自身の資産はどうされるおつもりですか？
私はお金だけ寄付するのではなく、
学校を作って寄贈するつもりで、
すでに中国の貧困地域に学校を寄贈しました。

自分が死んでも、私の資産で学校が運営され、
一人でも多くの子供達に
学びの機会を与えて差し上げたいと思っています。
３０代から投資のことを考えることができて、幸せに思います。
「あと３０年あるじゃないか。」
おかげで落ち着いて自分の人生を眺めることができます。
人生はあの世へ行っても幸せだと思えるようにする修行ですね。

■ＱさんからのＡ（答え）

ご心配をしていただいて、どうもありがとうございます。
私も持って行けるなら持って行きたいんですけど、
それが出来ないことは分かっておりますので、
どうするかずっと昔から考えております。

子供たちもオヤジのポケットの方が大きくて、
そのポケットから自分たちの小さなポケットに移せば
あふれてこぼれてしまうに決まっている、
どうせこぼれるならいらないよ、と言っております。
これからはアジアの時代ですし
私自身もアジア交流センターというのを作っているくらいですから、
自分のお金はアジア交流基金というのをつくって
そこに寄付するつもりです。
事業の方はいま仕事をやってくれている人たちが
跡を継いでくれればいいので、
自分のお金をどういう具合に配分するかは、
その人たちが決めてくれたらいいと思っております。
うちの家族ももう既に納得しておりますので、
後はどうやって運営するかでしょうね。
でもそう大したお金じゃないですよ。