中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3012回
■Yuji.IさんからのQ(質問):先生の株の売り時

いつも毎日ためになるお話しありがとうございます。
先生の著書やお話しを聞いて
貯金を増やそうと中国株を始めたところ
リーマンショック等で買値の半値になったりしましたが、
最近ではトントン拍子に上がりすぎてこわいくらいです。
浮かれてさらに高値を追うつもりはありませんが、
欲張りすぎていつか暴落の目にあうのではないかと
いらない心配までしています。

とりあえず買値の倍になったところで半分売るようにしていますが、
想像以上に株価の上がった経験がなく
タダになった株でもさらに上がるので
いっそ利確してしまおうかと気持ちが揺れ動いてしまいます。
冷静に今の株価が適正なのか高すぎるなどの判断を
先生はどのようにされていますか?
先生のお話しの中では、
お買いになった株を売却されたということを聞いたことがないので
まさか買うばかりではないと思いますので
先生の株の売り時を教えてください。
まっとうな質問ではないかも知れませんがよろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

株は安く買って高く売ればよろしいんですけれども、
なかなか上手い具合にはいかないものです。
高い時に買って安い時に売るケースが少くありません。
ですから何が必要かといいますと
いつも私が言うことですが、辛抱することです。
大抵の人は我慢して我慢して、
自分の買値より高くなったら慌てて売ります。
するとそのあとが高いんです。
何故かというと長い時間かかってエネルギーが貯まって
それが爆発するわけですから、そこで終わらないのです。
ですから慌てて売らないことです。

私の場合は上がる株ほどよく上がる、
高い株ほど良く上がるというのをよく見ていますから、
逆に上がらない株を売ります。
損をした株を売って、上がった株は手元に残します。
あなたにそれだけのことができたら、
今よりずっと明るい気持になるでしょう。





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2010年11月29日(月)

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