第2955回
■カンさんからのＱ（質問）：これからの道は

初めまして。
邱さんのホ−ムペ−ジを初めて拝見し、
刮目させていただいた次第です。

私は税理士をしております。
こちらのHPで書いてある通り、私が主な顧客としております
中小企業の廃れ具合は目に余るものがあります。
今後の展開を考えますと、
中小企業が中国等新興国を視野に入れるのは、
当然の成り行きのように思われますが、
これは回りではまったくのマイナ−発想であるのが現状です。
どう動くべきか、思案中であります。
何か良いアドヴァイスがありましたら、ぜひよろしくお願いします。

■ＱさんからのＡ（答え）

税理士の仕事は
企業の財務の記帳やアドバイスをすることですから、
今のように景気が悪くなって店じまいが多くなってくると、
仕事のなくなる分野に属します。

私の周辺にも税理士の方はたくさんいますけど、
若い人たちにはさっさと片付けて中国へ行きなさいと
10年前から言い続けています。
しかしそのためには
中国と日本の税務上の違いをちゃんと勉強して、
外国で事業をやっている人に
アドバイス出来るだけの知識を持つ必要があります。
これはもっと難しい仕事で言葉の問題もありますので、
誰にでもできることではありません。
と言って今のままただジッとしておれば
仕事は遂になくなってしまうことを覚悟して下さい。