第2928回
■kiyoさんからのＱ（質問）：中国の高齢化

いつも、コラムを楽しみにしております。

私は北海道旭川に住んでおりますが、
最近の中国人観光客の激増に、びっくりしております。
シャッター通りになろうとしていた旭川買い物公園の歩行者天国が、
日本人より中国人観光客の方が多いくらいで
中国のパワーを痛感しております。
中国株は３年前から始めましたが、株取引は初めてなので、
いっぱい失敗を繰り返しながら30銘柄に分散投資しております。

質問ですが、中国は一人っ子政策により
これから日本以上に早い速度で
高齢化が進むのではないかと思うのですが、
そうなった場合はやはり経済も衰退するのでしょうか？
いつ頃、中国株から撤退したらいいでしょうか？

■ＱさんからのＡ（答え）

中国の人たちは北海道に特別の愛着を持っていますので、
どうせ日本に来るのなら
北海道まで足を伸ばそうという考えを持っています。
中国の人たちが日本を訪れる理由の１つに
いま外貨を使わないと
日本が陥ったような過剰流動性におちいる心配があるのです。

中国もそこまで辿りついたので、
当然、日本より新しい金儲けのチャンスがあります。
ですから中国の株を買うことは賛成ですが、
少ないお金で30種類も株を買っているときいて
ひっくりかえるくらい驚いています。
いいところ３種類くらいに絞るべきではないでしょうか？
中国は日本よりももっと早く老化すると心配しているようですが、
人はみんな１年に１歳ずつとるだけですから、
中国の方が早くとるということはありません。
中国の高齢化を心配するよりも、
先ずご自身の持株の数を減らすことを心配してください。