中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2749回
■フォフォさんからのQ(質問):中国と日本のこれから

中国と日本の関係は、その長い交流の歴史の中で
緊密である時とそうでない時があります。
21世紀にはいり、緊密度は益々増えているのは自明です。
しかし、成熟した関係になっているかと言えば、
そうでないことは未だに、
しばしば起こる政治的問題を見ればわかります。

今後、性格も歴史も違う両国民にとって、お互いに必要とし合い、
隣国でいることが力強く感じるような相互依存になるためには、
これからどういう点に特に力点を置いていけばいいでしょうか。
これからも長生きして、どうぞいろいろとご教授ください。


■QさんからのA(答え)

今目の前に起ってることを見ても、
納得の行かないことがたくさんあります。

日本と中国との関係ということになりますと、
遣唐使の昔から勉強をしに向うへ行く人もあれば、
何をしに行くんだバカものという人もいた筈です。
あなたが納得できないことは
今後もずっと続くと見ていいと思います。
ただ言えることは、好意を持って相手に対すれば
相手も好意を持ってこっちに対処するし、
その反対をやればまたその反対の反応があると考えるべきです。
ですからあなた自身が違う形にしたいと思えば、
そういう方向に自分が動けば
相手も必らず同じように対応してくれます。
いつの時代も世の中はそういう具合にできているのですよ。


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2010年3月11日(木)

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