■QさんからのA(答え)
散髪屋さんは一番早くから安売りの始まった仕事の一つですけど、
その後安売りではお洒落な人たちの要求を満たすことが出来ず、
革新的な展開はなされなかったと思います。
一軒の店でもそれなりに経費がかかるのに、
それを10軒100軒とふやしていくのはそう簡単ではありません。
じゃあ中国でやろうかと言っても、
中国では資本がなくても出来る仕事は俗に
「三刀(料理屋の包丁、散髪屋の剃刀、仕立屋の鋏)」
という言葉もあるくらい、中国人の得意とする商売です。
散髪だって道端で150円くらいでやっているわけですから、
もしあなたが中国でやるならその反対に、
お洒落な髪型になら幾らでもお金を払う人相手に工夫をすれば、
可能性がないとは言いません。
でも床屋さんは結局一人当たり幾らの利益を積み重ねる商売で、
しかもそれは自分一人では出来ませんので
人の力を借りればその分利益も薄くなる難しい商売のひとつです。
それとは別に資産を増やすために
株をやるのは反対ではありませんけど、
自分の本職をどうするかについては
ご自分でよく考える必要があると思います。
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