第2619回
■あこがれさんからのＱ（質問）：本格的な上昇は…

先生！例年は１冊しか実務手帖を購入しておりませんが、
今年は５冊注文させていただきました。
高級車に乗り換えるほどではありませんが、
理文造紙とアリババの値上がりで、
ささやかながら恩恵を享受しているこの頃です。

さて、春節明けから暫くは、
することもなくボーっと推移を見守っておりましたが、
8月以降、軟弱な地合いとなり、
俄かに選別作業で忙しくなって来ました。
タイミングを見計らって、買い増ししようとは思っていますが、
注視している化学、食品関係の株は
思いの他、業績が芳しくありません。
中国株の本格的な上昇は、
年末から来年へと持ち越しされたと見るべきでしょうか。
ご指南願います。

■ＱさんからのＡ（答え）

安いところで理文造紙とアリババを
うまくキャッチしたとすれば幸運だと思います。

しかしそれと同じことが、
これから先また起るかというとなかなか難しいと思います。
中国自体の景気のほかに世界の景気の影響を受けて
難しい地合いにありますので、
そう簡単に予想することが出来ません。
ですから考え方としては
中国の場合は最悪のところ過ぎましたけど、
これから先どういう業種が先端を切るかを
ご自分で勉強していただくのがよろしいと思います。