■QさんからのA(答え)
アジアで自由港として歴史の長いのは
シンガポールと香港です。
大体狭いところに沢山人が集まってやっておりますので、
お金とサービスを扱う商売が多いんです。
銀行やホテル業、レストラン、あるいは貿易といった仕事が多くて、
物作りはあまりしていません。
農業もやっていません。
そういう街にももちろん仕事はありますけど、
そこを経由して、中国大陸やマレーシア、
インドネシアに投資をしたりする仕事をやる、
その中継地みたいな仕事が多いと思います。
そういう意味ではシンガポールも香港も
もう発展しつくしたところなんです。
若い人が自分が産を成そうというチャンスを見つける場合は、
経済が発展しつつあるところ、
成長の半ばにあるところに行くのがよろしいんじゃないでしょうか。
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