中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2386回
伝説の講義さんからのQ(質問):底を打った音は聞こえましたか

先生!そろそろじゃないですか。
春節明けの中国市場を見てますと、
低迷していたアリババが動機付くなど、
潮目が変わったのではないかと感じています。

ただ一方では、日本の失業率はまだまだ高くなりそうだし、
安価な製品を輸出している中国は、
アメリカの不況によっても
あまり影響は受けないと予想されていましたが、
思いの外落ち込みが激しいようです。

そこで質問ですが、先生のおっしゃる相場が底を打った時の
「コツン」という響きは
少なくとも中国市場からは聞こえたのでしょうか?
また中国経済の立ち直りが内需関連から始まるとして、
どの辺りから顕著となり始めるのか、ご教示願えれば幸いです。


■QさんからのA(答え)

株をやっている人は誰もが、
いつ底を打って戻るかを気にしています。
でも株の格言にもあるように
「まだはもうなり」でもあり、
「もうはまだなり」とも言われています。

ですからあなたの言うようなコツンと音がするかどうかは、
聞こえる人もいれば聞こえない人もいます。
現に自分の持っている株は上がらないのに、
他の人の持っている株ばかり上がることもあり得ます。
ですからそういうことをあまり気にしないで、
いつかは必らずそうなると
安心してお休みになって下さい。


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2009年3月13日(金)

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