第2309回 ■アメショさんからのQ(質問):万科企業
いつもこのコラムを楽しく拝見させて頂いております。 そろそろ中国株を全力で購入すべく色々調べております。
そこで早速、邱先生にご質問ですが、 やはり経済の発展する国では不動産関係が成長するのではないか、 であれば万科企業がいいのではないか、と考えております。 しかし、中国建設部が最近打ち出した方針で、 今後3年で庶民が買える安い住宅を 9000億元使って供給するというニュースがありました。 不動産業界に政府が干渉するようになれば、 民間の不動産業者は ますます物件が売れなくなるのではないでしょうか? はたしてかなり安くなった万科企業を買っていいものか、 ご指導宜しくお願い致します。
■QさんからのA(答え)
不動産は経済界のバロメーターみたいな役割をはたしますから 不動産が良くなるかどうかは、 中国の経済がどうなるかを見て判断すべきものです。
中国の経済が色々な波風を乗り越えていけば、 それが不動産に反映しますので、 中国の不動産はやがて将来の大きな財産になると見ております。 ただしそこまで辿りつくにはもう少し時間がかかるでしょう。
ですからもし不動産を買うとすれば、 飛びつき買いじゃなくて、 安い時に買ってジッとガマンをして持っているに限ります。 お金儲けと考えるよりも、 自分たちの財産を維持する手段と考えた方が いいんじゃないでしょうか。
2008年12月26日(金)
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