■QさんからのA(答え)
子供の名前をつけるのはとても難しいんです。
笑い話に、
役所に義経という名前で出生届を出しに行ったら、
役所の人が心配して、
将来学校に行くようになったら
友達にからかわれて大変だから、
もう少し考え直したらどうですかと言われたら、
そうですか、じゃあ帰って頼朝と相談してみましょう、
と言ったという話がありますけども、
子供の名前というのは一生付きまとうものなのです。
また今のように国際化の時代になると、
日本で通用しても、
よその国では通らないということがよく起ります。
例えば栃錦の「栃」という字とか、
辻さんの「辻」という字は日本語にしかなくて、
漢字にはありませんので、中国の人には読めません。
また将来子供が選挙に出ることも
ありえないことはありませんから、
難しい名前をつけると子供に恨まれます。
そうしたことも考慮に入れて、名前をつける必要があるので
私に相談されても、私も頭を抱えてしまいます。
自分の子供の名前だって、後になって考えてみると、
しまったなあと思うところがたくさんありますので
私よりもっと知恵者の人に相談してみてください。
|