第2126回
■hiroffffさんからのＱ（質問）：台湾にて

今、Qさんの故郷の台南のホテルから書いています。
（Webで調べて少し驚きました）
仕事の関係で台北は通過するだけなので
本当の姿は見ていないかもしれませんが
私なりに以下の様な感想です。

・ 物価は日本とあまり変わらない。
・ 建設投資が始まっている。
（今居るホテルの前後にもビルが建設中。）
・ 日本語文化が受け入れられている。
（コンビニの商品など日本語ロゴが多い。）

最後の項などシンパシーを感じてしまいますが、
今後の大陸、日本、アジア全体の関係は
どのように進んでいくのでしょうか？
また、大陸と比べ、投資機会は低いのでしょうか？

■ＱさんからのＡ（答え）

台湾は日本に次いで高度成長の道を歩いてきましたので、
中国大陸よりは少しは先を行っております。
その台湾がこの８年間
民進党の下で足踏みをして先へ進まなかったので、
台湾の経済はストップしている状態が続いてきました。
それがこれから三通をスタートに
新しい展開が始まるとみていいと思います。

差し当たりは中国大陸から
たくさんの人が観光に来るということになりますので、
香港に起こったことと似たようなことが台湾でも起って、
不動産も高くなれば株も高くなるということが起ります。
でもそれで問題が片付くわけではございません。
それからの交渉事の方が難航すると予想できますので、
すぐにも大きな変化が起るわけではありません。
但し、これよりいい方向に向っていることは確実です。