■QさんからのA(答え)
サブプライム・ショックのようなことが起るということは
私は10年前に本にも書いております。
それがどういう形でいつ起こるかについては
断言できませんでしたが。
でもいざこういうことが起ると、
悪いニュースは小出しにするのが常識ですから、
そう簡単には片づかないでしょう。
おそらくあと2年くらいはかかる可能性があります。
但し、こういうことが起ると世の中の経済地図が変わります。
アメリカの方が重病で、恐らく中国の回復の方が早いでしょう。
いま香港の株が安くなっているのは
アメリカのファンドが持っている株を
値段構わず投げ売りしているからです。
それが一通り終われば中国株が受ける影響は減るでしょう。
とりわけ中国国内ではものすごい勢いで消費を増やしておりますし、
対外輸出もいままではアメリカを中心にやってきましたけど、
アジアからアフリカの新興国に至るまで
市場の開拓が新しくすすんでいます。
みんなが中国が駄目になると言っていると、
オリンピックが終わった頃から、
逆のことがはじまるんじゃないでしょうか。
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