■QさんからのA(答え)
いまの中国みたいに外貨がどんどん貯まるところは、
必ず過剰流動性で
株も上がれば土地も上がるということが起ります。
それが行きすぎないように政府は必らず規制に乗り出します。
でもいくら規制しても、経済が発展するところは
不動産は必らず高くなります。
不動産を扱っている会社は、
たとえば自動車を売っているのとはわけが違います。
自動車なら売れ残ったら値下がりしますが、
建物は値上がりするんです。
不動産屋の在庫は不用品ではないんです。
でも株価は下がります。
たとえば万科みたいな会社でも
見ていると、1年のうちに株価が半分になる時が必らずあります。
その時に買えば1年のうちに倍になります。
長期的には値上がりが続きます。
ですから不動産の株を持つ場合は先ず、一流の会社を選ぶこと。
そして、その会社の株が安くなる時が
いつであるかということを狙って、ナンピンをかけること。
そうすれば、不動産を持つのとあまり変わらない財産を
築くことができます。
30年前に三井不動産の株を買って
ずっと持っていたらどうなったか、考えてみて下さい。
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