第2049回 ■TRIPLE BARELLさんからのQ(質問):成長株投資こそ王道
先生こんにちは。 資源や商品価格が高止まりしており、 先物市場は高騰の様子です。
私自身は、「これからは商品だ!」と言われても 成長企業への投資こそ王道だと思っており、食指が動きません。 先生も資源株、市況株などより 社会的に意義のある企業の株を 好まれておられるように思いますが、 こういった投資については どんなお考えでいらっしゃるのでしょうか?
■QさんからのA(答え)
お金の儲かる商売は一つや二つではなくて、 社会全体にまたがっているわけですから、 その中の上がりそうな所を追いかけるというのが 理論的に見れば一番チャンスが多いことになります。 でも実際にはそんなに上手く行くものではありません。
ですから自分の好みと信念に基づいて 株式投資をやればよろしいのです。 資源株が上がりそうだったらそっちを買えばいいし、 市況商品の株が上がりそうだったら、そっちを買ってもよいのです。 しかし、あっちこっち目移りするよりは 株式投資の場合、一つのところをジッと見て、 そこのところだけをやる方が効果的だと思います。 そういう意味では、成長株一点張りでやることには賛成です。
2008年4月10日(木)