第2015回
■まえさんからのＱ（質問）：中国で寿司屋

邱先生　いつも貴重なお話ありがとうございます。
昨日、大阪で寿司を食べていたのですが、
両隣がタバコを吸う人で、非常に不快な思いをしました。
そんな時、ふと次の２つの思いが浮かびました。

「寿司店を中国で開いたら、事業としてうまくいくのではないか？
しかし、魚を生で食する文化があるのだろうか？」
「全席禁煙とすればいいが、
中国の人は、日本人のように
歩きながら・食べながらタバコを吸う文化が
そもそもあるのだろうか？」

そんなものあなたが、
直接中国に行って見てくればいいじゃないですか！
と一喝されそうな疑問ですが、
先生のお考えをお聞かせいただければ幸いです。
寿司を握ったことのない人間ですが、
飛び込んでみようかなと少し思い始めました。

■ＱさんからのＡ（答え）

あなたは一番の横着な人の一人に入ると思います。
寿司を食べただけで寿司をつくったこともなければ
中国人は寿司が好きかどうかも知らない人が
どうして突然中国へ行って
寿司屋ができると考えたりするんですか。

実際に中国へ行って寿司屋をやっている人も
既にたくさんいるし、
日本料理屋さんをやっている人もたくさんいます。
そういう人たちの中でうまく行っている人もおれば、
頭をかかえている人もいるわけですから、
あなたのように何一つやる気のない人は
煙草の煙にまかれるくらいで丁度いいんじゃないですか。

思うくらいのことは誰にでもできます。
私はあなたが飛び込む前に何十回何百回も飛び込んでいます。
現に寿司屋だって持っています。
あなたの何百倍も色んな事を経験しております。
実行しなければ人生何の役にも立ちません。