中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1914回
■関羽さんからのQ(質問):成長株と見ています

いつも先生のコラムを読んで勉強させていただいています。
貴重な情報を本当にありがとうございます。
以前、このコーナーで質問のあった
リクルートについてお尋ねします。
メディア・広告の業態として
邱先生は中間決算を見てから判断したらどうでしょうか
といわれていました。

中間決算では27%の増益となり、
中間配当も2セント出すとのことです。
昨年度の年間の配当は9.5セントで
株主にも報いてくれている会社だと思います。
過去3年以上、増益を続けて、
配当もきちんとしている会社です。
成長株として投資していくことを考えていますが、
先生のご意見はいかがでしょうか?


■QさんからのA(答え)

中国の情報産業はやっとはじまった所です。
日本のように総合的な広告をやっている会社はありません。
立て看板なら立て看板だけ、
テレビの広告ならテレビの広告だけ、
というのが多いんです。
それが全体として総合的な広告会社になっていくのには
まだ時間がかかります。

その中で、リクルートが
比較的早く配当ができるようになったようですが、
いま一番伸びているのはインターネットを使った広告です。
そして多分次は携帯電話の広告ということになるでしょう。
その中からどこが総合的な業績をあげる会社になるかは
まだわかっておりません。
どちらにしても、辛抱が必要ですね。


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2007年11月27日(火)

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