中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1711回
チコの友達さんからのQ(質問):成長株と銀行・不動産・保険株

ハイハイQさんのコーナーを
毎日欠かさず拝見させていただいております。
ご質問は、2点あります。

第1の質問は、もしもしQさん第2581回で、
中国のインフレに付い説明されており、
銀行、不動産、保険の業種が再び光りを受ける
とご説明されておいります。
Qさんがご指摘の成長株と、
どちらがインフレ時代には有効な投資とお考えでしょうか。
私は前者が有望と考えています。

第2の質問は、Qさんが書かれた、
いちばん賢い中国株の第2弾は出版されないのでしょうか。
私は、この本を読んで中国株に興味を持ち、投資し始めました。
宜しくお願い致します。


■QさんからのA(答え)

資産インフレになれば
お金がたくさん洪水のように銀行からあふれ出ますから、
お金の集まるところにお金儲けのチャンスがあります。
そういう意味で、日本でもかつては
銀行株がものすごく高くなったし、
日本の保険会社は上場しておりませんので、別の扱いですけども、
中国の場合は集まった金で
不動産と優良株に投資するのが保険会社の仕事ですから
双方とも資産がふえる立場にあります。

それを見込んで株価も上がりますけども、
株価が上がってもそんなに利益が急にふえるわけではありません。
株価の上がった分だけ利回りが悪くなることも考えられます。
それに比べると
そういう流れにもめげずに経済が発展して、
みんながちょうどお金を使うところに位置している会社は
年々成長が続いて利益がふくれあがって行きます。

そういう会社はまだ小さな会社が多いので、
危険視する人もいますが、
会社の体質を見誤らなければ
今後も有望な投資の対象であることに間違いはございません。
どちらを選ぶかはご自分で決めて下さい。


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2007年5月8日(火)

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