■QさんからのA(答え)
経済の発展が皆の物の考え方を大きく変えます。
そういう目で政府を見れば、
不満は日増しに大きくなっていると言えます。
しかし、それを露骨に言動に移せば
権力に大目玉を食らう可能性がありますので、
中国の人たちは行きつ戻りつ、うまく対応することを心得ています。
でも時間がたてば、それなりに世論ができて来ますので、
政府の方もそれに対応せざる得なくなります。
宣伝媒体は政府が握っていますから、当然不満はありますけども、
5年経ってみると5年前とは随分違っているんですね。
ですからまた5年経って、政府のトップにいる人たちが若返る度に、
たとえ前の人の下で働いていた人たちであっても、
世論に対するコントロールの仕方に大きな違いが出てきます。
日本人が向うで仕事をやる場合は、
よその国のことですから、余計な口出しをして、
エライ目に合わされないように気をつける必要はあります。
その一方で、資本主義社会が発達すれば
宣伝の必要も起ってきますので、
メディア関連が成長する産業かどうかは
当然判断できるのではないでしょうか。
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