■QさんからのA(答え)
3年先になったら電力が過剰になるから売っておけというのは、
どうせ死ぬんだから
もう株はやめておこうというのと同じことです。
ただ、その時その時によって自分の視界の範囲内で
どれだけの変化が起こるかということを確信して
それによって自分の投資の対象を変えるというのならわかります。
いまの電力会社は株価が下がっておりますけど、
下がっているのはコストが高くなって、
金が儲からなくなったからです。
したがって配当も減りますけど、株価も減っているわけですから、
そういう時に逆にナンピンをする人もおります。
そういったような意味では
電力会社はナンピンの対象になる銘柄です。
同じ電力会社の中でも
火力発電なら石炭を買わなければならないんですけど、
電力会社そのものが鉱山を持っているか
鉱山と関係がある場合は、
原料を安く買えますから、
会社の儲けはそんなに減らないですみます。
また、石炭を買って会社に持ってくる所までに
えらいお金がかかる会社もあれば、
そんなに費用がかからない会社もあります。
そういう違いを自分で研究して、
ナンピンするかどうか決めて下さい。
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