■QさんからのA(答え)
どこの国の会社も
その国の国民性を無視することはできません。
たとえば中国人の中でも
香港とか台湾とか華僑の人たちがやっている会社は
大抵が家族中心に作られております。
ですから他の人が中へ割り込むことも難しいし、
割り込むとすれば50%以上の株を持たなきゃ
割り込めないということですから、
逆に言えばどこの会社も家族経営で成り立っています。
したがってそこで働いている人が
会社に対する忠誠心を要求される組織であるというよりも、
仕事を覚えたら早く飛び出そう、
と考える人で出来上がっているのが
中国の会社と考えて下さい。
その辺は日本人の考え方とかなり違いますので、
そういうことをよく研究して、
その中に入って仕事をするよりは、
そういう会社の欠点を上手く補えるような
もっと理想的な企業を現地で作ることを心がけて下さい。
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