第1313回
■夢見る青年・5さんからのQ(質問):取引は香港へ移した方がいい?

こんにちは、先生の本を座右の書として20年になります。
そして、的確なお考えと
先を読む眼力にはいつも頭が下がります。
株を始めたのは1987年の
ブラックマンデーの翌日だったと思いますが、
その間、給与から少しずつ株の資金を貯めて、
バブルとバブル崩壊、タイの株、天安門事件や中国株を経験し、
一時は、投資資金が何倍になったかと思うと、
反対に何分の1までになってしまった事もあり、
辛抱辛抱の繰り返しで今日に至っています。

最近、最初の頃に買ったH株もB株にも明るさが出てきて
安堵しております。
そこでご相談なのですが、将来の税制面を考えた場合、
現在、日本の証券会社で取引している中国株を
香港、日本どちらでの取引を考えた方が良いのか、
また、香港に移す場合の方法を教えて頂きたく、
よろしくお願い致します。

 


■QさんからのA(答え)

中国株をやるようになった人たちは、
だんだん慣れてくると
何とかして手数料を安くする方法はないか、
また税金を倹約する方法はないかと考えるようになります。
日本の税法のアミにかからないためには、
外国で取引すればいいとお考えになるかもしれませんけど、
本人が日本国内に住んでいる限りは、
綜合所得税の対象になりますので、
たとえ外国で投資していても申告を義務づけられております。

私の「お金持ちシリーズ」全6巻の次のテーマは
「お金持ちになったら税金の安い国に住もう」です。
日本の非居住者になれば、おっしゃるようなことができます。
でもそのために1年の半分以上は
外国で生活しなければなりません。
今から将来大金持ちになることを想定して、
予行練習をやろうと思えばできないことではありませんが。


←前回記事へ 2006年4月5日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ