第1271回
■こばさんからのQ(質問):陶朱公のお守りを

先生のコラムを読んで思いつきました。
金儲けの神様陶朱公のお守りを買ってきて
日本で売れば儲かるのでないか、と。
日本ではいい加減なお守りが売れています。
本物の陶朱公のお守りなら売れて当然。
どう思われますか?

ところで陶朱公のお守りは中国で売っているんでしょうか?


■QさんからのA(答え)

北京の三全公寓の一角に
陶朱会館と言って、
お金儲けの神様の祠を作っているところです。

陶朱公は元は范蠡と言う人で、
越王句践の復国させてから商人になり、
3回お金を儲けて、3回みんなにくれて上げて、
それでもまた金持ちになった故事来歴の主人公です。
たくさん言葉を残している人ですから、
おみくじやお守りのネタには困りません。

浅草の観音さまのようなおみくじをつくることも可能だし、
おっしゃるようにお守りを欲しがる人も多いと思います。
いいアイデアがあったらぜひ教えて下さい。


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