■QさんからのA(答え)
是川銀三さんというのは、
戦後の最後の相場師と言われた人です。
まだそれほど有名になる前に
大阪の証券会社の社長さんが
「知り合いになって下さい」と言って
私の所へ連れて来られたことがございます。
話を聞いていてなかなかやるなあと思いましたが、
やはり我々から見ると、
どうしても年齢を感ずるやりかたでしたので、
次の時代を果たしてやっていけるかどうか
疑問に思ったこともございます。
その半面、意見の一致したこともたくさんありました。
例えば、その頃二人一緒になって
新日鉄の株を買えとすすめた事がありました。
1株300円だった新日鉄の株が900円になって、
さすがと拍手をされたこともありました。
でも、その後集中投資をやるやり方が時代に合わなくて、
最後の是川さんは
どこかの養老院みたいな所で亡くなられた
と聞いております。
でも、人に迷惑をかけたやり方ではございませんので、
ライブドアとは心がけが違います。
人柄として、私はとても好感を持った人の一人です。
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