■QさんからのA(答え)
世の中には自分の病気に対してよく知っている方がいい
と考える人と、
知ったら怖いから知らないことにすれば元気で生きられる
と思う人と両方あるんです。
私の友達の中にも病気とわかったら
生きている気がしなくなるから
ずっとお医者に行かなかった人がおりました。
その代わりいっぺん病気になったら
二度と帰ってこなくなってしまいました。
私の場合は1年に2回ずつ必ず人間ドックに行っております。
ですから自分の体のどこに具合の悪い所があるか
大体わかっております。
その代わり、
身体にスピードメーターをつけて走っているようなもので
すぐピーピーと鳴りますから、
思わずスピードを落としてしまいます。
でもその分だけ逆に長生きをして
頭がボケてもまだ生きているのも心配ですね。
あなたのお父さんのように
真実に直面することに億劫な人をくどくことは
子供さんでは無理だと思います。
どうしても言うことを聞いてもらいたいということだったら、
お父さんが言うことを聞く人に頼んで、
その人に言ってもらうことです。
でも言うことを聞かない親父は
あなたの手に負えないわけですから、
じっと我慢して死んでしまっても仕方ないでしょうね。
それも親孝行の一つの形ですから。
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