■QさんからのA(答え)
先ず、値下がりをしたのは石炭よりも電力株です。
それは電力需要があるにも関わらず、
石炭の値段が倍以上にもなって
コストが高くなって利益が減ったからです。
もし株価が下がっても配当が同じだったら
利回りがうんと良くなるんですけど、
配当も減ると見るのが順当です。
したがってもっと細かい計算が必要になります。
それを反映して、
最近は石炭の値段も少し下がる方向にございます。
それが石炭株の株価を悪くしていると言っていいと思います。
そういうわけで、
一頃高値をつけた石炭の株が安くなっておりますけど、
そこの所が買いか売りかというのは微妙な所です。
長期的に見れば石炭は資源不足の中の一つですから、
ことに石油が高くなってくれば、
代替エネルギーもしくは液化の原料として
今後も需要は減らないと思います。
ですから下がった所は買ってもいいし、
また下がったからといって慌てて売らないで
じっと持っているというのも一つの見識です。
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