第1159回
■ROGOさんからのQ(質問):服飾デザインとインテリアデザイン

お答えよろしくお願いします。
3年前までの約一年半上海に滞在してました。
衣服の色柄、形と喫茶店の内装に非常に興味あります。
私は英語講師をしながら
ダンス、演劇、衣服の変形の縫製などをかじってきました。
ただそこにある衣服が変形されると
元の色、形が再びドラマを演じてくれるのが好きです。
海外に滞在するたびに
自分のやってきた事を
総合的に生かせる仕事は無いかなあと思うのですが、
なにかいいヒントはないでしょうか?

又、最近、上海で入った喫茶店は
お金はかけてないのに
なにげないシンプルなデコレーションで
とても洗練されて製作者の考えがいたる所に反映されてました。
中国風のデザインを意識しなくても
やっていけるんだなあと思いましたが、どう考えられますか?
以上、2点、よろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

あなたのような年になっても
着ている物やインテリアのデザインを気にかける人は
珍しい方だと思います。
大抵の人は年をとってくると
だんだんそういうことに無関心になります。
私も実はあなたと同じようにそういうことが気になる人の1人です。

経済の発展する時はものを作って、
それが新しい付加価値を生みますが、
デザインがあるのとないのとでは、売れる値段が違います。
ですからいまの中国のように経済は発展しているけど、
デザインはまだまだという所では
却ってデザインがあるのとないのとではその差が目立ちます。

公平に見て中国の方が日本よりはその点では遅れていると思います。
しかし、遅れているということは
その国の人にセンスがないということではありません。
訓練されればあっという間に追いつくし、
これは個人的な才能と関係がありますので、
個人によっては日本人より優れた人もたくさんいます。
いまの中国人のデザインがどの程度であるか
というのを知りたければ、
差し当たり上海の新天地に行って、
その辺をうろうろして見たらいかがでしょうか。


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