■QさんからのA(答え)
あなたがおっしゃっている裁判は、
多分私がセブ島でホテルを建てる人の物件を誉めたから
買ったんだと言って私を訴えた事件だと思います。
私を訴えた人たちは、ブローカーの手を通じて
自分たちでゴルフ場の予約をした人たちと、
その人たちからマージンを取ったブローカーです。
私にも訴える方にまわらないかと言ったんですけど、
私が断ったら、私を訴えることによって
ブローカーが自分の間違いを隠そうとしたんです。
判決は出て、私の勝訴に終わりました。
本当は他に目をそらされることで
ブローカーの人は助かったんですが、
私の場合は新聞ダネには格好の存在ですから、
何かトラブルがあると
しょっちゅうそういう目に合わされています。
私が訴えられたのはこれで恐らく
15件くらいあるんじゃないでしょうか。
ずっと訴えられて一つづつ片付けてまいりまして、
これで終わりになるかどうか、
それとも私の方が先に終わりになるのか、
どちらかということになります。
私はまだ自分で稼げるんですから、
人のお金を欲しがる立場に全然居ないんです。
でも私を訴える人は、
私と一緒にやってうまくいったのは自分の才覚で、
うまくいかなかったのは邱永漢に騙されたんだ
と本気で考えているようです。
これも有名税の一つと思ってガマンするよりほかありませんね。
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