■QさんからのA(答え)
あなたがお聞きになっていることは、
生きているということに付きものの疑問です。
昔からこのことについてはいろんな著作が残っておりまして、
そういう本を片っ端からお読みになって、
自分の一番理解のできるやり方を
実行すればいいんじゃないかと思うんです。
誰もあなたの代わりに解決してくれる人はおりません。
私も目に付く限りのそういう本は読みましたけど、
どの人の考え方が正しいとは言い切れないで今日まで至っております。
ただ自分が経験してわかることは
自分が自分の人生をこういう具合に生きたいと考えれば、
そういう具合な生き方になるんです。
ですから、生きることは不幸だと思えば、
おそらく一生不幸で終わると思います。
世の中の人を見ていると、
自分は幸運だと思っている人は
全てのことをそういう具合に解釈して、
またそういう方向に向って生きていこうとしますから、
結果として自分は運の強い人ということになります。
反対に自分は不幸せな星の下に生まれたと思っている人は、
それこそ道を歩いていて、
上から落っこちて来た物に当って腕を折ったら、
やはり自分は不幸せだと思います。
幸運だと思う人は頭に当らなくて
本当にラッキーだったと思うわけですから、
どちらがあなたにとって幸せかというのはご自分で決めて下さい。
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