■QさんからのA(答え)
中国ではたぶんまだインターネットを使って
普通の人が株の売買をすることはできないと思います。
先に証券会社にお金を持って行って
預けてはじめて向うが買ってくれるのです。
中国の個人信用は日本よりまだずっと遅れています。
どうしてかと言うと、
もし、電話をかけて株を買ってくれといって、
証券会社がその株を買って、翌日に下がっていたら、
私はそんな電話を掛けなかったと言い張るんです。
だから向うの証券会社は会社にもよるでしょうけど、
自分が直接行ってサインをして、
ちゃんとお金を預けていないとやってくれないんです。
何一つ事は進みません。
日本にいる時のような考え方で
中国の株に飛び込むのはまだ早すぎると思います。
いま日本でインターネットで中国株売買を扱っている
証券会社もあるようですけども、
インターネットで株を買えるかどうかということより
手数料がいくらということの方が問題です。
たとえば日本の証券会社の手数料は
香港の会社に比べるとかなり高いんです。
しかし香港の会社だと言葉の問題がありますので、
みんな不満に思いながら
日本の証券会社で中国株の売買をやっているのが現状です。
この問題を解決したかったら、
中国大陸に行くより香港に行くべきでしょうね。
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