| ■QさんからのA(答え)  いま中国では経済が発展している所が先頭に立って、不動産の値上がりを起しています。
 したがって1番は何と言っても上海で、その次が北京で、
 その次が広州とか深(センの漢字)という所じゃないかなあと思います。
 北京はいまオリンピックを目標にして建設が進んでいますけど、
 2006年以後はオリンピックが終わるまで建築を許可しない
 ときいております。
 したがってオリンピックの頃は新しい家を建てている光景は
 しばらく見られないんじゃないかと思います。
 北京も上海も経済が発展すれば不動産が値上がりするというのは常識ですから、
 今後も不動産の値上がりが起ることは予想していいと思います。
 ただそれだから不動産は買いだ、という具合には必ずしもなりません。
 不動産の動きは中国の方が日本と比べて
 ずっと上がり下がりが激しいんです。
 ですから買った時が高値なのか、安値なのかというのは、
 実際に起ってみないと何とも言えません。
 そういうことを勘定に入れてお買いになればよろしいと思います。
 ご自分でお住みになるのなら自分の都合のいい所をお買いになればよろしいんですけど、
 賃貸しをするとか、あるいは値上がりを待つということになれば、
 当然賑やかな便利な所で、
 いつでも人が喜んで借りてくれる所を探す必要があります。
 中国で家賃を保証するなんていう話はいいかげんなもので、
 実際にその能力がなかったら、
 言ったことを平気で反故にするのが中国の不動産屋です。
 その辺は充分お気をつけになった方がよろしいと思います。
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