■QさんからのA(答え)
世界中どこに行っても中国人がいます。
例えば南アフリカに行きましても、
台湾の人だけでも5万人もいます。
中国人は世界中どこに行ってもその土地にしっかり根をおろして
ちゃんと商売をやってメシが食えるようになっています。
その根強さというのは日本人の比ではありません。
日本人は個人で出掛けていく人が少なく、
大抵会社に命令されて泣く泣く出掛ける人が多いので、
行く前からあと何年したら帰ってくるということを先ず考えます。
ですからその土地に根を下ろす人はあまりいないんですね。
これは中国人の根強さとも言えますけども、
実は自分の国の政治がちゃんとしていなくて、
自国ではメシを食っていくのもしんどいと考える人が
多いということでもあるんです。
今に始まったことではありません。
他所の国へ行けるようになってからずっと同じ傾向が続いております。
昔はアメリカに行くとか東南アジアに行くのが多かったんですけど、
その後共産主義の関係でソ連から東ヨーロッパまで
中国人が行って働いております。
いずれも中華料理屋から始まりまることが多いので
どこへ行っても中華料理屋がございます。
おかげで日本人も助かっている面があると思いますね。
しかし、今後は自分たちの特長を生かせる人が
他所の国で歓迎される時代です。
例えば日本人の特徴を生かしながら
なおかつ中国人の強靭さを持つ必要が日本人にはあるし、
逆に中国人の強靭さだけでなくて
日本人のような職人気質を身に付けた中国人が成功する可能性は多い
と考えた方がいいですね。
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