■QさんからのA(答え)
「面子」という言葉は中国語として日本でもよく知られております。
日本で言えば「顔を立てる」ということになるわけですけど、
中国人は全体のことを考えるよりも、
どうしても自分を中心として生きていますから
自分の顔を潰されると怒り心頭に発します。
そういう人の立場を立ててあげることはとても大切なことであります。
上下関係、縦横の関係、全てに通ずるものであります。
例えば、中国の人は上の人に直接話を持って行くと、
その間にいる人は顔を立ててもらえなかったと言って怒ります。
下に話をする時にも同じことが言えます。
ですからその辺の所に充分気をつけて下さい。
その点日本人はチャランポランな所があって、
全く気がつかない間に人を傷つけることがままあります。
気をつけろと言っても、すぐに気の付くことではありませんから、
中国人たちの間に入って生活をして、
実際に人の顔を2回か3回潰さないと覚えないんじゃないかと思います。
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